帝国ホテルについて
帝国ホテルは「日本の迎賓館」として1890年11月3日に開業しました。
2024年に刷新される一万円札に描かれる渋沢栄一も帝国ホテルの開業に携わったといい、当時欧米との外交関係に関わっていた政財界の人たちの思いも乗せて開業された、日本の歴史に欠かせない存在のひとつです。
ホテルなどの施設でよく見かける「バイキング」のスタイルを日本中に広めたり、今では当たり前となっている「週休二日制」を導入したのも帝国ホテルだといい、ホテル事業に留まらず、幅広い分野で日本におけるあらゆるものの先駆けを行ってきました。
1996年3月15日には大阪の地に「帝国ホテル大阪」を開業し、日本の副都市・大阪でも事業を拡大させることに成功しました。
国内はもちろん国外からも定評のある、歴史あるホテルのひとつです。
施設概要
帝国ホテル東京
住所:〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
電話番号:03-3504-1111
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/
帝国ホテル大阪
住所:〒530-0042 大阪市北区天満橋1-8-50
電話番号:06-6881-1111
https://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/
帝国ホテル大阪について
帝国ホテル大阪は地上24階地下2階の造りになっています。
アネックス棟は地上5階地下3階です。
客室
全378室の客室は、
- ・ツインルーム220室
- ・ダブルルーム136室
- ・ジュニアスイート6室
- ・スイート16室
から構成されています。
また、19〜21階は「インペリアルフロア」とされていて、61室の客室があります。
レストラン・バー
直営店
- ・フランス料理 レ・セゾン
- ・鉄板焼 嘉門
- ・中国料理 ジャスミンガーデン
- ・カジュアルレストラン カフェ クベール
- ・ブフェ&ラウンジ ザ・パーク
- ・メインバー オールドインペリアルバー
テナント
- ・日本料理 大阪なだ万
- ・鮨 久兵衛
その他施設
- ・宴会場(21室)
- ・結婚式場(3ヶ所)
- ・フィットネスクラブ
- ・ビジネスセンター
- ・有料会議室
- ・ミュージックルーム
- ・エステサロン
- ・美容室
- ・理容室
- ・生花室
- ・クリニック
など
帝国ホテル大阪を利用してみて
ここからは、先日私が実際に帝国ホテル大阪を利用してみた感想を、気になったインテリアのお写真などと一緒にご紹介していきたいと思います💡
フロント・ロビー
フロントロビー入ってすぐのところにはドーンと大きく生花が飾ってあります。
華やかでインパクトがあり、素敵なホテルに来たんだなあという第一印象。これからの滞在にワクワク💭
こちらはロビーとフロントのお写真です。
ロビーはヨーロピアンクラシックなデザインとそれに合わせたインテリアコーディネートが印象的です。
天井はホワイトとライトタイプの照明でシンプルに、カーペットの色や模様は独特になっていて、その対比バランスがちょうどいいです◎
現在、帝国ホテル大阪の開業当時のドアマンの制服を身につけた「ドアマン・スヌーピー」とのコラボレーションが、2022年9月30日までの期間限定で開催されています。
専用の宿泊プランなどもあるので、気になる方はぜひ下記リンクからチェックしてみてください♪
https://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/snoopy/index.html
ブラウンやベージュだけでなく、ところどころ明るいピンクなどのインテリアも取り入れて、空間にアクセントも◎
客室
宿泊したのはキングタイプ・ワンルームのお部屋です。
ベッドやフレームなどはシンプルにホワイト・ブラウン・クリーム色でまとめられています。
カーテンやソファで色味や柄を取り入れて、メリハリのあるインテリアに◎
こちらはバスルームのお写真です。
ライトブラウンとブラックの組み合わせが上品で、アメニティも豊富で嬉しかったです。
バーカウンターもコーヒー、紅茶、お茶など品揃えバッチリです。
こうしたメッセージひとつも嬉しいですよね。
ホテルでの滞在の満足度をグッと上げてくれて、このホテルにして良かったと思わせてくれます◎
客室階の廊下の照明もヨーロピアンスタイルのデザインのものでした。
シェードからふわっと光るライトが、優しく空間を照らしてくれています💡
その他
24階にあるレストランフロアのお写真です。
大阪の街並みを一望できる大きな窓が開放感抜群で、ここもヨーロピアンクラシックなインテリアが特徴的。
プライベート利用はもちろん、接待や会食使いにもピッタリな空間です。
こちらはフロント・ロビーの1つ下の階のお写真です。
相変わらず照明が好きなのでついつい…笑
こちらはフロント・ロビーから見下ろせる、1階にある「ブフェ&ラウンジ ザ・パーク」のお写真です。
「水の都」とも言われる大阪を象徴するように、中央の黒い柱から流れる水と、そこから波紋のように広がる席の形が綺麗で美しいです。
エレベーター内も壁や天井が印象強かったのでお写真撮ってきました。
面白いなと思ったのが、全てのエレベーターが同じデザインではないという点です。
1枚目と2,3枚目は違うエレベーターで、バラが一輪挿してあるロマンチックな空間なものもあれば、2,3枚目のように華やかな空間のものもあり、滞在中何度か乗るエレベーターでこんな楽しさが見出せるとは…と感動しました◎
最後に
いかがでしたか?
誰もが知る「帝国ホテル」にはたくさんの歴史があり、内装などもとても素敵で勉強になることも多かったように思います。
2030年には東京の方の改装予定が立てられているなど、歴史と伝統を守りながらも時代とともに変化していくその姿から今後も目が離せません。
有名なものには理由がある、長く続くことには理由があるというのが、帝国ホテルの歴史に触れてみて分かった気がします。
おまけ
夜ご飯は帝国ホテル大阪にある「鮨久兵衛」さんでいただきました🍣
当日の予約だったのでカウンター席は埋まっていましたが、運良くテーブル席につくことができました。
優しい木の作りの店内で美味しいお寿司をいただくことができて、至福のひとときでした◎
インテリアのご依頼・ご相談は、スピカアルファにお任せください。