「タワーマンションで夜景を楽しみたい」
このようにお考えの方は必見です。
今回の記事では、タワーマンションに関する基礎知識や、夜景を楽しむための部屋選びのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□タワーマンションの定義
法的には、タワーマンションの定義は定められていません。
ただし、一般的には20階以上の超高層マンションをタワーマンションと言います。
これは、建築基準法において、高さ60m以上の建物を最も大きい建物として区分しているためです。
そして高さ60mの建物は20階に相当するため、タワーマンションは20階以上のマンションを指すようになりました。
超高層建築物の建築は、一般的な建築物よりも厳しい基準の審査を受け、国土交通大臣の認可を受ける必要があります。
したがって、タワーマンションは性能の高い建築物と言えます。
*タワーマンションに住むメリット
1つ目は、眺望や日当たりの良さです。
一般的なマンションと違い、北向きの住戸であっても、低階層であっても良い日当たりが期待できます。
これは、1階部分にエントランスがあり、住戸が普通のマンションの3階くらいから始まるためです。
2つ目は、共用施設やサービスが充実していることです。
共用施設は、マンションの住戸数が多いほど充実する傾向にあります。
これはあくまで目安ですが、タワーマンション選びの参考にすると良いでしょう。
最近注目されている共用施設は「コワーキングスペース」です。
また、非接触キーもコロナ禍の影響で注目されています。
また、タワーマンション特有の「コンシェルジュサービス」も魅力的です。
このサービスでは、主に以下のことを行ってくれます。
・クリーニングの手配、受け取り
・デリバリーの手配
・タクシーの手配
他にも様々なサービスを行ってくれます。
タワーマンションを選ぶ際はぜひ注目したいポイントです。
3つ目は、利便性の高さです。
中には、最寄り駅に直結しているタワーマンションもあります。
また、再開発に伴って建設されたタワーマンションであれば、周辺施設も充実していることが多いです。
*タワーマンションのデメリット
一方で、以下のようなデメリットも存在します。
・洗濯物を外に干せない
・外に出るのが面倒
・エレベーターの待ち時間が長い
□夜景がきれいな部屋を選ぶ際のポイント
夜景を楽しむために考慮しておきたいポイントは、以下の3点です。
・マンションの高さ
・マンションの向き
・マンションの立地
順に解説していきますね。
まずマンションの高さですが、高階層にある部屋程眺望が開けます。
そのため、周辺環境にも左右されますが、高い階に住むとより良い景色が楽しめます。
次にマンションの向きです。
隣に高い建物がある場合、その建築物が無い側に住む必要があるでしょう。
また、湾岸のマンションでは、海側にしか窓がないということもあります。
最後にマンションの立地です。
たとえば、タワーマンションが都心・繁華街の近くにあれば、綺麗な夜景を見れるでしょう。
□タワーマンションで後悔しないためには?
*必ず気をつけるべき3つのこと
1つ目は、内覧を行うことです。
資料上のみで物件を確認し、内覧をせずにイメージで部屋を決めないことが大切です。
たとえば、職場や学校から思ったより遠かった、と後悔することが考えられます。
また、マンションの共有部に関する後悔、部屋自体に関する後悔もよくあります。
後悔しないためには、まずは内覧をしっかり行うことが大切です。
2つ目は、共用施設の精査です。
共用施設の豊富さ、実はデメリットになることもあります。
これは、共有部の管理費を払うのは住人であるため、共有部を使わないと払い損になるためです。
そのため、本当に使う共用施設が多いかどうか、も考えるようにしましょう。
3つ目は、マンションの住人の口コミを見ておくことです。
どれだけ内覧をしっかり行っても、住んでみないと分からない事もあるでしょう。
マンション住民の口コミを見ればある程度メリットもデメリットも分かるので、ぜひ確認しておきましょう。
*購入する方に特に気をつけて欲しいこと
マンションを賃貸ではなく購入する方に気をつけて欲しいのが、トータルコストを考えることです。
トータルコストは、「イニシャルコスト(初期費用)」と「ランニングコスト」に分けられます。
特に、ランニングコストが見落とされがちなので、よく考えておくようにしましょう。
*借りる方に特に気をつけて欲しいこと
賃貸の場合、購入よりも慎重さは必要ないですが、慎重に物件選びをしても損はありません。
短期間に引っ越すことは余計な出費を生むので、少なくとも2年は住むと考えるのがおすすめです。
□まとめ
今回の記事では、タワーマンションで夜景を楽しみたい方向けに、タワーマンションの解説をしました。
夜景を楽しみたい場合、建物の高さ・向き・立地の3点を意識してみてください。
今回の記事が皆さまの参考になれば幸いです。