タワーマンションの共用施設には、さまざまな魅力があります。
そこで今回は、タワーマンションに共用施設があるメリットと便利な共用施設、世帯別の共用施設のある物件の選び方をご紹介します。
この記事を参考に、ぜひタワーマンションの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
□タワーマンションに共用施設があるメリットとは
タワーマンションに共用施設があると、以下のメリットがあげられます。
・日常生活における時間と手間を省ける
・室内スペースにゆとりが生まれる
・騒音対策できる
・資産価値が上がる
・コミュニティを築ける
タワーマンションの共用施設が充実していると、日常の時間と手間が大幅に省けます。
例えば、宅配ボックスが設置されていると、再配達の依頼が必要ありません。
また、建物内にコンビニが併設されていると、簡単な買い物であれば外に出ずに済ませられます。
戸建て住宅と比較すると、居住面積が決められているため、収納やスペースに関して悩みをお持ちの方は多いでしょう。
ゴミ捨て場やゲストルームがある物件だと、家の中にゴミをためることなく、またゲスト用の寝具を収納する場所に困ることがありません。
そのため、室内スペースにゆとりを持てます。
小さいお子さんと遊んだり、友人を招いた大人数でのホームパーティーを開いたりすると、話し声や足音が上下階と隣の部屋に響くことがあります。
場合によっては、苦情やトラブルにつながってしまいます。
キッズルームや公園、パーティールームといった共用施設が備わっていれば、騒音を気にすることなく楽しい時間を過ごせます。
生活の利便性が高い共用施設が整っている物件は需要が高いため、資産価値が高いです。
将来タワーマンションを売却する際、同じ規模の物件であれば、便利な共用施設が備わっている物件の方が高値で売れるでしょう。
キッズルームやパーティールーム、ジムといった共用施設が設置されている物件なら、同じ施設を使用しているときに会話したり、お互いの子どもを遊ばせたりしてコミュニティが築けます。
□タワーマンションにあると便利な共用施設とは
1つ目は、ゴミステーションです。
24時間ゴミ捨てができる場合は管理費がかかりますが、毎日の生活に必須の施設です。
回収日や時間を気にせずにゴミ捨てができます。
タワーマンションによっては、各階に設置されているところもあります。
生活環境が異なる人たちと住むうえで、いつでもゴミ捨てができるのは利便性が高いと言えるでしょう。
2つ目は、駐輪場やサイクルポートです。
物件が駅から少し遠いと自転車は必須のアイテムです。
タワーマンションを選ぶ際は、駐輪場の有無も確認しましょう。
最近は、サイクルポートが人気となっています。
サイクルポートとは、部屋ごとに分けた駐輪スペースのことを指します。
自転車はもちろん、子どもの三輪車も置けます。
3つ目は、宅配ボックスです。
配達に来た際に受け取れなかったり、不在であったりしたときに便利です。
コンシェルジュが常駐していれば、代わりに受け取ってもらえますが、そのようなサービスがない場合、再配達を依頼する必要があります。
そのため、宅配ボックスが設置されていると、再配達の依頼や待ち時間がなくなります。
□世帯別の共用施設のある物件の選び方とは
*子育て世帯
子育て世帯には、共用施設が充実している大規模な物件がおすすめです。
特に、コンシェルジュが常駐しているロビーラウンジや、キッズルーム、公園があると便利でしょう。
コンシェルジュが常駐していることで、親が不在でも帰宅した子どもの様子が伺えます。
また、キッズルームや敷地内に公園があると、そこで子供たちが遊べるため、騒音トラブルにも悩まされません。
敷地内の公園は、入居者以外は利用できないため、防犯面でも安全です。
*一人暮らし世帯
使わない共用施設があると、もったいないですよね。
物件を選ぶ際は、使いたい施設や使う頻度が高そうな施設があるところを選ぶと良いでしょう。
コンビニが併設されていたり、宅配ロッカーが設置されている物件がおすすめです。
タワーマンションの場合は、低層階の部屋が一人暮らしに向いている間取りです。
低層階の部屋はタワーマンションならではの風景が楽しめないと思われがちですが、共用施設として展望ルームがあれば眺望も楽しめます。
*共働き世帯
共働き世帯は仕事の忙しさによって共用施設の使用頻度が低いかもしれません。
そこで、Wi-Fiが完備されたライブラリーがあると、職場外での仕事が可能です。
また、パーティールームがあると、部屋を掃除する時間が無くても気軽にホームパーティーが開けます。
□まとめ
今回は、タワーマンションに共用施設があるメリットと便利な共用施設、世帯別の共用施設のある物件の選び方をご紹介しました。
タワーマンションを選ぶ際は、使いたい施設や便利な施設があるかを重視して選びましょう。
この記事を参考にしていただけると幸いです。