タワーマンションのセキュリティについて知っておくべきことを解説します!

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皆さんは、タワーマンションの犯罪手口についてご存知でしょうか。
タワーマンションは防犯設備が充実していますが、防犯意識を持たなければ危険です。
安心して快適な暮らしを送るために、セキュリティの知識を深めることが大切です。
そこで今回は、タワーマンションの犯罪手口とセキュリティ、防犯対策について解説します。

□タワーマンションの犯罪手口について解説します!

まず1つ目は、「下がり蜘蛛」という手口になります。
これは名前の通り、ロープを用いて住戸に侵入する手口です。
屋上まで行って、そこからロープを垂らします。
そして、ベランダの中に侵入し、部屋の中に忍び込む流れになります。

最上階であると油断して、ベランダの窓を開けっぱなしで外出するケースも多いです。
そのような場合は、被害に遭いやすいため、注意が必要でしょう。

2つ目は、合鍵を使用する手口になります。
合鍵を郵便受けなどの合鍵を隠しているところを探すのは頻繁にある手口です。
鍵の詳細情報を手に入れれば、コピーを簡単に作成できます。
また、SNSに鍵が写り込んでいる場合には、その画像をもとに合鍵がつくられる恐れがあるため、写真を投稿する際には注意してください。

3つ目は、外部の壁やベランダをよじ登り侵入する手口になります。
地上部分にとっかかりがあれば、共用廊下あるいはベランダまで登ることが可能です。
それゆえ、タワーマンションにおいて登りやすい状態になっている場合は注意してください。

4つ目は、雨樋を使用して上階に侵入する手口になります。
雨樋は最上階まで伸びています。
また、建物の外側についているため、エントランスから侵入できない状態でも建物内部に入ることが可能です。
非常階段や共有廊下などに直接入っていくことになります。

雨樋は防犯カメラが設置されていないことも多いです。
それゆえ、窃盗犯が発見できない場合もあります。

□タワーマンションのセキュリティについて解説します!

住民の数が多く、その分出入りが頻繁であるのがタワーマンションです。
それゆれ、通常よりもセキュリティを万全にすることが大切です。
物件を探す際には、セキュリティ状況を踏まえて選択するようにしましょう。
ここでは、タワーマンションのセキュリティ対策を解説します。

まず1つ目は、警備員です。
警備員は24時間体制で、監視カメラのチェックや巡回をしています。
もし不審者や不審物を発見した際には、見て回ってくれます。
また、緊急の災害時には対応してくれるため住民の安全を確保してくれます。

2つ目は、防犯カメラです。
基本的には各所に防犯カメラが設置されています。
警備員が監視しており、防犯に有効な手段の1つです。

それでも不安だという人は、部屋の中にもカメラを設置しても良いです。
安く済ませたい人に関しては、ダミーのカメラを用意すれば、費用を抑えつつ、防犯対策にもなるでしょう。

3つ目は、オートロックです。
玄関は基本的にはオートロックになっており、専用の鍵屋カードを使用しなければ入ることは不可能です。
また、厳重なタワーマンションにおいてはエレベーターもオートロックにしていて、鍵をタッチして自分の部屋の回数を押してくれる場合もあります。
そのため、同じ階層の人しか入れないため、窃盗の可能性も減るでしょう。

4つ目は、受付と管理人です。
タワーマンションにおいては、コンシェルジュという受付がいます。
訪問者はそこでリストに名前を記入する必要があります。
コンシェルジュは訪問先に連絡を取り入室の可否を確認するため、侵入窃盗の犯罪を事前に防げるでしょう。

□個人でできる防犯対策とは?

前項で解説したようにタワーマンションの防犯設備は充実しています。
しかし、それに加えて個人的にも防犯対策を施すことは重要になるでしょう。
ここでは、個人的にできる防犯対策について解説します。

*センサーライトで注目を浴びせる

不審者が侵入する際に嫌がることは、「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られた」などの人の目が関係しています。
玄関にセンサーライトを設置すれば、不審者が玄関先に近づいた時点で光が点灯します。
その結果、近隣住民から目立ちます。
不審者は人の目を嫌がるということを把握しておきましょう。

*防犯フィルムを使用する

防犯フィルムはバットなどを用いても簡単には割れないです。
防犯窓ガラスは高額であるため、防犯フィルムを取り付けて防犯対策をするのも良いでしょう。

*ホームセキュリティサービスを導入する

異常事態発生時には、警備会社が家に駆けつけてくれます。
非常に安心ですよね。
基本的にホームセキュリティサービスは賃貸でも導入可能であるため、安全面を重視したい方は導入することを検討するのも良いでしょう。

□まとめ

今回は、タワーマンションの犯罪手口とセキュリティ、防犯対策について解説しました。
防犯設備が充実しているタワーマンションですが、自分でも対策を施すことが大切です。
いつどんな状況で空き巣に狙われるかわからないため、解説した防犯対策を施すようにしましょう。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。